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あなたにとっての腕時計とは…?
あなたにとって、腕時計とはどのような存在ですか?
今は、最先端なデジタル時計は多数、存在します。
機械式時計が、どれほど正確な機能を追求したとしても
デジタルウォッチや電波時計に機能性で勝ることはないでしょう。
その中で、動力が自然力学に頼った機械式時計をいつも身に着けていらっしゃるのなら、
きっと、「時間を見る」「計測する」以外の魅力を感じていることと思います。
ふと腕時計を眺めて思う感覚があります。
デジタルウォッチやスマートフォンのデジタル表示を見ているときは、
今から先の予定やスケジュールの時間を意識し、
機械式時計を眺めるときは、
これまで時計が刻んだ時間やそのブランドの過去を無意識に感じている時があります。
同時に、価格に対しても思う感覚があります。
時間を正確に知るというだけであれば、無数に安価な時計は存在します。
なぜ、とても高価な機械式時計に魅力を感じてしまうのでしょうか…。
ムーブメントを開発し、それらを維持する施設を建設し、
長期的にメンテナンスできる人的・物理的な環境を整えていくための必要経費を、
手作業でつくる工程ゆえの僅かな製造本数の売り上げで賄うのであれば、
1本あたりの価格が高価になってしまうことも想像できます。
機械式時計を購入することは、
そのブランドの永続性に期待して投資していることなのかもしれません。
あなたにとって腕時計はどのような存在でしょうか・・・?
ぜひ、お聞かせください。

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PATEK PHILIPPEの魅力
高貴な時計。
一言で、こう表現できるでしょう。
約180年前に誕生し現在に至るまで、ひたむきに美しい時計を生み出し続け、
多くの方を魅了し続けてきた機械式時計業界のトップブランドです。
メンテナンスにおいては、100年以上前の芸術品と感じるほど複雑機構の懐中時計や
ヴィンテージ腕時計まで、自社の時計であればメンテナンスが可能で、
世代を超えて安心して受け継いでいけることもパテックフィリップの魅力の一つかもしれません。
長い歳月をかけて積み上げてきた信頼こそが、
今のパテックフィリップの存在感や価値、魅力を生み出しているのでしょう。
いつの日か、パテックフィリップ・・・。
はじめこそ、パテックフィリップ・・・。
こんな言葉が聞こえてきそうです。
話は変わりますが、音楽の世界で、今も昔もピアノの音色に多くの方が魅了されます。
限られた音域の中で、生み出された曲に感動します。
現在ではあらゆる音を、デジタルでつくることができますが、
ピアノが音楽界からなくなることはありません。
時計の世界も同じことが言えるのかもしれません。
腕にまとう機械式時計には、多くの物理的な制限があります。
その制限の中で、いかに機能的で美しい時計をつくれるか追求し、生み出されたその作品に、
私たちは感動するのかもしれません。
制限がある中での自己表現が芸術性であり、そこに私たちは惹きこまれるのでしょう。
あなたにとって、パテックフィリップはどのようなブランドに映っていますか?
ぜひ、お聞かせください。


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PATEK PHILIPPE 175th Anniversary
- Patek Philippe Grand Master Chime Making -
圧巻のメイキング動画です。芸術作品と呼ぶべき、時計です。
ぜひ、ご覧ください。

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A.LANGE & SOHNEを身に着けて…。
袖元からA.ランゲ&ゾーネの時計が見えれば、
あなたは、真面目で堅実な印象に映ることでしょう。
時計ブランドが醸すイメージはインパクトがあります。
そのメーカーが歩んできた歴史や哲学がブランドイメージを生み出し、
そのブランドを選択して身に着けている、あなたのイメージまでも作り上げます。
時計ブランドのイメージを通して、
なりたい自分や見せたい自分の自身そのものを映し出せることも、
機械式時計の魅力の一つかもしれません。
「A.LANGE & SOHNE」
世界のトップ五大時計ブランドに君臨し、他4メーカーはスイス製の中、
唯一のドイツ製ブランドです。
計算された唯一無二のデザイン、美しさ、繊細ながらどこか力強く、
質実剛健という言葉を思い起こさせます。
その精神は、製造方針に表れています。
一旦完成したムーブメントをもう一度分解し、洗浄する「二度組方式」。
すべてのムーブメントに対して二度組みを行っているのは最高級腕時計の世界でも
A.ランゲ&ゾーネ、唯一の製造方法です。
その結果、A.ランゲ&ゾーネの時計は年間に数千本しか製造できません。
A.ランゲ&ゾーネの歴史には、悲しい過去が眠ることも、
ブランドに奥行を感じさせる一つの要因なのかもしれません。
1845年、フェルディナンド・アドルフ・ランゲ(Ferdinand Adolph Lange)が創業した時計工房が
ブランドの始まりです。当時は懐中時計の時代です。
フェルディナンドが製作した懐中時計の数々は、ザクセン高級時計産業の礎を築きました。
その後、第二次世界大戦により、時計工場は破壊されてしまいました・・・。
大戦後、東ドイツ政府によりA.ランゲ&ゾーネは国有化され、ブランドは休止してしまいます。
ドイツの東西統一後、1990年、フェルディナントのひ孫にあたる、
ウォルター・ランゲがブランドを再開しました。
1994年、あの有名な「ランゲ1」を発表。
数々の賞を受賞し、A.ランゲ&ゾーネの復活に大きく前進し、
急速にトップブランドとしての地位を確立しました。
今あるブランド価値は、
A.ランゲ&ゾーネ社が、悲しい時代を乗り越え、つくりたい時計を生み出し続けた、
これまでの哲学が生み出したものに他なりません。
今、私たちが手にしているA.ランゲ&ゾーネの美しい時計の背景には、
その歴史・哲学・芸術性のすべてが詰まっています。
あなたは、A.ランゲ&ゾーネの時計を身に着けることはありますか?
ぜひ、感想をお聞かせください。

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Audemars Piguet の時計を…。
「Audemars Piguet」
世界三大時計の一つのブランドです。
Audemars Piguet(オーデマピゲ)は、1875年創業、
140年以上の長い歴史を持ちます。
創業以来、途切れることなく一族経営によって支えられている稀有なブランドです。
現在に至っても創業時と同じスイス・ジュウ渓谷のル・ブラッシュに本社を構え、
複雑機構を備えた数々の名作を世に送り出しています。
オーデマピゲがどれほどの技術を持っているか…。
例えば、「パーペチュアルカレンダー」という機構。
48か月を1つの周期として記憶させた小さな機械は、閏年がある年の日付まで判断します。
そのため、100年に一度だけ日付を調整すれば良いという超複雑機構です。
そして、「ムーンフェイズ」。
地球は天体で、時を計測するという原点は天文学であり、
地球の自転公転、地球上の緯度経度まで考慮された機構です。
月の満ち欠けを表示する機能で122年と108日間、調整が不要です。
さらに、重力による精度への影響を抑えた「トゥールビヨン」。
音によって時間を知らせる「ミニッツリピーター」まで、
オーデマピゲは超複雑機構と呼ばれる機構をほぼ網羅しています。
スイス・ジュネーブから北に約60km離れた山脈地帯に、
オーデマピゲが本拠地を置くスイス、ジュウ渓谷はあります。
自然豊かな土地、水や鉱石などの豊富な天然資源、
夜には空一杯に星が広がります。
以前、この地域は、
冬になると降雪で町が孤立してしまうことから、
農家の冬の内職として、金属加工の技術が発達しました。
それが後に時計作りに姿を変え、
18世紀頃より時計師を専業とする家が生まれ始めました。
オーデマピゲも、
そのような家系で生まれた2人の時計師によって設立されました。
「ジュール=ルイ・オーデマ」
「エドワール=オーギュスト・ピゲ」
オーデマピゲの歴史は2人の偉業とチャレンジのストーリーです。
あなたは、どのような機構に心を奪われますか?
ぜひ、感想をお聞かせください。

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Audemars Piguet ロイヤルオーク誕生の背景に。
オーデマピゲは、1875年創業後、数々の偉業を成し遂げました。
時は経ち、1969年、クォーツショックと呼ばれる革命が起こりました。
クォーツブームの波に揉まれても、
複雑機構の時計作りを続けていくことを決めたオーデマピゲは、新たなチャレンジを行っていきます。
当時、まだ複雑時計は特にデリケートで、
どこへでも着けていけるというものではありませんでした。
腕時計の進化という観点から、高級ブランドの時計であっても、
日常的に着けられる耐久性が求められました。
そこで誕生したのがロイヤルオークです。
1972年に発表されました。
日常的に使用できるよう、高級時計としては異例となるステンレススチールの素材を使用し、
堅牢性やデザイン性という要素を強く意識して生み出されました。
デザインを手がけたのは、鬼才と呼ばれるデザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏です。
ご存じの通り、後にパテックフィリップのノーチラスや、
ブルガリのオクトを手掛けることとなる人物です。
ジェンタ氏は、スイス・ジュウ渓谷の職人たちが、
鉄鉱石の塊から、美しいムーブメントを生み出し、価値を高めるのと同様に、
決して高級な素材ではないスチール製のケースに、
デザインという要素を加えることで、価値の高いものへと変化させました。
ロイヤルオークという名称は、
デザインのモチーフになった八角形の舷窓を持つ、
イギリス軍の装甲艦HMSロイヤルオークから名付けられています。
耐久性へのチャレンジが新たな可能性を開きました。
1976年にパテックフィリップがノーチラスを発表したことで、
ロイヤルオークとともにラグジュアリースポーツという新しいカテゴリーを時計界に作り上げました。
オーデマピゲは、さらに、ここからどんな進化を遂げるのか…。
あなたにとって、オーデマピゲはどのようなブランドに映っていますか?
ぜひ、お聞かせください。